昨日、兼務社の神明宮で節分祭が行われました。
午後6時よりお祓いと豆まきを含め40分置き位で3回に分けて行われました。
毎年、節分祭の時になりますと思い出す事が御座います。お祓いを始める前に
お名前をお呼びいたしまして、お座りいただくのですが、その際に私を見つけると
ピースサインをして下さる氏子のおじいさんがいます。ある年の節分祭の時、
息子さんに肩をかかえられながらお祓いを受けに来られました。具合が悪くても
お祓いにこられるんだなとその時私は驚きました。苦しそうなお顔から私を
見つけるといつもの笑顔でピースサイン。
その節分祭の何日か後、おじいさんはお亡くなりになられました。
治らない病でしたとご家族からお話を聞いて涙が止まりませんでした。
それからの節分祭は息子さんが欠かさずお祓いに来られます。
その度、おじいさんの最後のピースサインが忘れられません・・・。
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